名古屋のふしぎ

20代で転勤族、北海道、東北、関東、北陸、関西、四国、九州の都市圏在住経験があります。都内、大阪にもそれぞれ2年ほど。近年引越してきて違和感が多い名古屋について書き連ねます。

名古屋の交通マナー

他県からの移住者です。

名古屋について全く予備知識無くやって来て、驚くことがたくさんありました。

少しでも移住してくる方の参考になればと思い、ブログを立ち上げました。

 

 

仕事柄大きい車両に乗ります。

お客様の荷物を運ぶので、運転は慎重に、荷崩れしないように加速減速はゆっくり、制動距離に余裕を持ちたいので車間は大きく開けます。

上記の理由から要らぬ車線変更は避けたいので、バス停車、路上駐車の可能性がある左車線は左折直前で無ければ走りません。

 

最近特に気になるのが割り込みです。

のろのろしてはいても制限速度丁度で走っているのですが、当然の如くそれを「とろくさい」と揶揄して直前、またはウインカーも出さずに割り込んでくる車の多いことに驚きます。合図無しでいきなり車両の頭を突っ込まれるので、こちらとしては急ブレーキの要因になり、荷崩れに繋がります。

ブレーキの度合いによっては、鋼材などを積んでいる場合は急ブレーキで鋼材が矢の様に運転席に襲いかかることになるので、こちらの命にも関わります。

割り込まれるタイミングとしては、信号の直前の減速中が1番多いので、トラック側としては制動距離を見据えた減速中なので、どうしてもブレーキの強度を上げなければいけない状況に追い込まれる、最悪は制動距離が足りず追突に直結してしまうので、非常に危険です。

停車後、相手ドライバーの様子を見ると、大抵スマートフォンを触っていたりするので、どれだけこちらが恐怖を感じたかは全く想像できていない様子です。

 

もちろん、急な割り込みはすべての方では無く、普通にきちんと少し前にウインカーで合図して、こちらの減速を確認してから進入して、サンキューハザードを点灯して頂ける方もいらっしゃいます。

 

割り込まれるのは決して腹立たしく思ったりはしません。ただ、誰もが自動車学校で必ず習ったように、車線変更前は事前にウインカーを出してから、進入先を確認して、進路変更を行なって欲しいのです。

こちらはあくまで安全に荷物を荷主さまからお客さまに届けることを優先していますので、急いではいません。

 

万一、急な割り込みにより荷崩れや事故になったとします。

運ぶものは運転する車両にもよりますが、どの大型も1000万はくだらないでしょう。精密機器の部品などを運ぶものには、億近くのものを載せている場合もあるとききます。

荷崩れにより全損となると、どうなるでしょう。

最悪事故になれば、動く車両同士の事故は10:0にはなりませんが、過失割合が大きくなるのは明白です。通常の車両や人身に対する補償に加えて、荷物の補償が上乗せされます。

事故にならずとも後日、ドライブレコーダーから割り出され莫大な補償を請求されることも無いとは言えません。

 

中には粗暴な運転をする大型ドライバーも居ますが、無理な割り込みをしてくるのは圧倒的に乗用車が多いです。

運転するドライバーは大型側はもちろん、乗用車を運転する方にも是非慎重になって頂きたいものです。